2020/08/30 20:55
今、製作中のパンデイロ、
今日、1日かけて、組んではバラシを繰り返す。
パンデイロってタンバリンとは違って、ジングルの音がシャーンって、伸びない様に、ジングルのお碗形が向かい合わせになってセットされています。ドラムセットのハイハットシンバルの様な状態で、、さらに向かい合わせのジングルの間には、中板と呼ばれる金属のフラットの板が挟まれていて、上、真ん中、下の3つの金属が、窓枠の中で上下に動いて、、ジングルの振動を短く歯切れ良く刻むことが出来る。
※タンバリンはお碗形が外側を向く様に重なっています。ジングルの振動が外側同士で組み合わさっているので、長く保たれる。
凄く、簡単に説明しています、実際はもっと色々と複雑な要素で成立していますが…、
いわゆる、パンデイロらしい響きと言えば、ジングルの歯切れの良い響き、チキチキ、チキチキ、ペシペシ、ペシペシ、シャカ、シャカ、
サンバやら、ファンクやら、様々な音楽でドラムセット、さながらにリズムを刻み、小さいながらも多彩な表現力で、はじめてその音を聴いた方は、おーっと、思わず、声を出してしまうよな。
で、今回のパンデイロで何を試行錯誤しているのかと言うと、、今回と言うか、毎回ですが、sumikovのパンデイロが目指している響きと言うのが、上記のパンデイロらしいジングルの音の切れとは、反する、タンバリン的な響き、つまり、ジングルの音が切れつつ、更に伸びる響き。
チキチキでは無くて、
チキー、チキー、とか、ペシー、ペシー、
みたいな感じ…、、
文字にすると、一体、何のことなのか??
ですが、、
例えば、シャッフルのリズム、、
普通のパンデイロでは、表現するのが、とても難しいリズムパターンになります。
ター、タッタ、ター、タッタ、
↑この、ターの部分、、タッ、タッタでは無くて、
ターに!
パンデイロをある一定の振り方でコントロールした場合に、このターって言う、シャーって言う、響きになる様に、、アレコレ、試行錯誤を…、
文字だと、ほんまに、訳がわからないので、
なかぼんさんの動画がわかりやすいかと。
キットカット、キットカット、です。
まぁ、今日、まる丸一日かけて、
ほぼ、なんやかんやでイメージしている感じになりましたが、、
今回、中板をまん丸では無く、少し削っています。
従来の考え方を少し進めて、ジングルの音の伸びをコントロールし易い感じになりました。
以上、sumikovの声でした。